スペイン旅行記ー16日目
05/03/24(木)
マドリード滞在 アトーチャ駅
ソフィア王妃芸術センター
ラス・ベンタス闘牛場
再現されたアルタミラの洞窟
火災があった超高層ビル

ホテルは朝食抜きだったので、どこかのカフェで食べたものです。
その上、昼食、夕食で何を食べたのか、記録がありません。

 この日は、朝食だけでなく3食とも何を食べたか記録ががありません。
ホテルの近くのアトーチャ駅から市内観光に出掛けました。


アト―チャ駅のホーム アト―チャ駅

 先ず、ソフィア王妃芸術センターに行きました。最も見たかった『ゲルニカ』は、きっと理解でき
ないと思っていましたが、習作を見てから実物の前に立つと、なぜか感動を覚えました。立体的
に描かれた人物や動物等の対象物が、立体的に描かれることによって、対象物自らの主張が
強められた様な気がしました。勿論、当然ながらたいへんな人だかりでしたし、この絵の評判が
この絵を理解したような印象に誘導したのかも知れません。


(Wikipedia より)

 次にラス・ベンタス闘牛場に行きましたが、闘牛は日曜日に行うとの表示があり、残念ながら
期待した闘牛は観られませんでした。こんなことなら、マドリッドに来るまでに色々な町にあった
闘牛場で観るよう心がけておけば良かったと悔やまれました。

 そこで、国立考古学博物館でアルタミラの洞窟を再現したものを見学しましたが、照明の
関係か、絵の示す対象の動物をあまり明確に認識できず、期待外れに終わりました。
それでも、2万5千年前の絵は、レプリカだと思って凄い!
 残念なことにここでも写真が撮ってありませんでした。

 その後、旅行の少し前に火災があった超高層ビルを、ビジネス街に行けば見られるだろうと
地下鉄とバスを乗り継いで行きました。ノエボスミニステリアス駅のすぐ側にそのビルがありま
した。正に悲惨です。30階位ありそうなビルが鉄筋だけを残して焼け残っています。半ばより
上は周辺の鉄筋が焼け崩れ、曲がって下の方に垂れ下がっている部分があえいます。
 クレーンを地上から立ち上げて取り壊し作業が進行中のようにも見えますが、傍らにショッピ
ングセンター等があり、倒壊の危険を防ぎながらの作業は困難を極めているように見えました。
 ここには多くの見物人が来ていました。
 

 
 左上の建物が、火災に遭ったビルです。

 

 ここで辻音楽師のヴァイオリンの素晴らしい演奏を聴きました。G線上のアリアとフォーレ
のアベマリアを演奏していました。このような場所で聴ける演奏とは思えなかったのですが、
音の大きさからすると、マイクを通しているように聴こえました。手の動きが少し音楽に合っ
ていないような感じもあり、本当に弾いていたのでしょうか??写真がありません。

 この前後、私の体調が狂ってきました。疲れがどっと出たようで、ホテルに戻りました。
したの2枚は、ホテルの部屋から撮ったものだと思われます。



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