スペイン旅行記ー17日目
05/03/25(金)
マドリッド滞在 プラド美術館
テイッセン・ボルネミッサ美術館
聖金曜日のお祭
ショッピング

3連泊のホテルは、朝食抜きだったので、カフェで軽く済ませました。

 9時半ごろプラド美術館に行ってみると、入り口辺りは閑散として閉まっていました。どうやら
休館のようです。近くにいた日本人が「『地球の歩き方』によると今日は聖金曜日だから休館で
すよ。」と教えて下さいました。そこで写真を数枚撮って、翌日また来ることにしました。


 

 そこで順番を変えて、ロータリーを挟んで斜め向かいにあるテイッセン・ボルネミッサ美術館
を見学。ここでは特にゴッホ、ゴーギャン、ルノアールの作品が印象に残りました。
 

その後疲れたので、昼食にしました。

 昼食後、疲れたので一旦ホテルに戻り、小休憩の後再び町に出かけました。生ハムを
デパートで買おうとソルで降りましたが、デパートはお休み。昨日行ったノボスミニステリ
アスのデパートの支店に行ってみたら、そこもお休みでした。ホテルに戻りフロントで聞い
てみると、今日はどのお店もお休みだとのこと。諦めてホテルで休養。

 夕刻、と言っても7時を過ぎていたと思いますが、夕食に出掛けようとすると、ホテルの
前の通りに大勢の人だかりがあり、なにやらパレードがあるようです。見ると、騎馬が数
頭進んで来て、その後にブラスバンド、更に大勢の人に担がれた輿が来ます。これが聖
金曜日の催しだと悟り、急いで4階の部屋に戻りベランダに出ました。他のベランダでも
2組の客が見物していました。パレードはホテルの前で隊列を整えているようです。
 先頭の騎馬隊が停止して待つうちに、輿の後ろからキリストらしい人形が架けられた
十字架が進んできました。完全に宗教的なパレードです。



 見物は早々と切り上げて、夕食のためにソルのセオデハモンに向かいました。ソル駅で地上
に上がってみると、猛烈な人混みです。進むにつれて益々混み合い後ろから押される程でした。
見ると、騎馬隊が見えます。ホテルからのパレードがここまで来たのでしょう。そこで脇道にに
迂回してやっとその店にたどり着きました。そこは混雑した大通りに面していましたが、それ程
混んではいませんでした。そこで、ハモンイベリコ等、生ハムを3品食べました。
 ここのハモンイベリコが1番美味だと思いました。



ウインドゥの中からも選べるようになっていました。

私達の夕飯です。他にも生ハムを食べました。

 この店はハムの切り売りもしているので、一番高い(1kg78ユーロ 1万842円)の値段
が付いていたハモンイベリコベリョータエクストラを1.15kgと切り落とし300gを購入。



 夜中に熟睡中、隣りのテレビがうるさいなと思いながら寝ているうち、凄まじい音に
叩き起こされました。ベランダから通りを見下ろすと、夕刻に行ったパレードが戻って
来るところでした。これには困りました。ゆっくり寝てもいられません。やむなくしばらく
見ていると、輿と十字架が合体するような動作もありました。
 その後、なかなか寝付けませんでした。



明日は、いよいよ最終日です。



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